Tokyoto Electric Industry Corporate Pension Fund Organization

東京都電機企業年金基金

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電機年金基金の制度概要

  • 皆さまは、会社に入社されると「厚生年金保険」という国の年金制度に加入します。また同時に、「国民年金」という国の制度にも自動的に加入することになります。
  • 加えて皆さまは、会社独自の企業年金制度である「東京都電機企業年金基金」の加入者になります。
  • つまり皆さまは、国の公的年金(厚生年金保険・国民年金)と企業年金(電機年金基金)の3階建ての年金制度に加入することになります。そして将来は、皆さまの選択にもよりますが、国と電機年金の両方から年金の給付が受けられることになります。
  • 電機年金基金で実施している確定給付企業年金は、老後の生活保障という役割もさることながら、各実施(加入)事業所の退職金制度にも対応できるしくみになっています。実施(加入)事業所では、福利厚生としての年金制度や退職金の外部積立として活用され、皆さまの給付の受け取りに際しても「年金での受け取り」と「一時金での受け取り」の両方に対応しています。
電機年金基金の制度概要
確定給付企業年金
(DB)とは?
  • 事業主が従業員と給付の内容をあらかじめ約束し、高齢期において従業員がその内容に基づいた給付を受けることができる企業年金制度。給付内容があらかじめ定められることから、DB(Defined Benefit Plan)、「給付建て年金」とも呼ばれます。年金資産は一括して運用され、運用のリスクは企業が負います。
  • 電機年金基金は、複数の事業主が共同して設立している総合型の確定給付企業年金で、その給付設計はキャッシュバランスプランを採用しています。
確定拠出年金
(DC)とは?
(1)企業型DC
(2)個人型DC
  • 拠出された掛金が個人ごとに明確に区分され、掛金とその運用収益との合計額を基に給付額が決定される年金で、積立期間中の運用の結果により、将来の給付額が変動するしくみとなっています。拠出金額があらかじめ定められていることからDC(Defined Contribution Plan)、「拠出建て年金」とも呼ばれます。運用のリスクは加入者個人が負います。
  • 確定拠出年金には、

    1. 事業主が労使合意に基づいて実施(掛金を拠出)し、原則として60歳未満の従業員が加入者となる「企業型確定拠出年金」と、

    2. 60歳未満の公的年金の加入者が国民年金基金連合会の委託を受けた運営管理機関(金融機関)に申し込みし、加入者となり、自らが掛金を拠出していく「個人型確定拠出年金」の2種類があります。

  • 確定拠出年金の個人別管理資産は、企業型年金または個人型年金もしくは確定給付企業年金に持ち運び(ポータビリティ)が可能となっています。
  • 電機年金基金では、上記の確定給付企業年金(DB)に加入することに加えて、事業所ごとに企業型確定拠出年金(DC)にも加入できる選択肢を用意しています。